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カラスウリ(烏瓜)(実2)
(2004-10-24)


カラスウリ(実2)

秋になると林や藪の縁のアクセントとして目を楽しませてくれます。「烏が食べるから烏瓜」 だという説と、実の色が「唐朱(カラシュ)」だという説があります。

昔は果肉をすりつぶして“しもやけの薬”として使用していましたが、今は“しもやけ” そのものがあまり有りませんし、薬として使う人は居ないと思います。

赤い実の中には上の円内の写真のような形で大きさ7ミリ前後の種子が2〜30個入っています。

種子の形が“打出の小槌”に似ているというので「縁起物」として財布の中に入れたりしていました。

今は小さな焼き物の“蛙”を、「お金が出て行ってもすぐ“かえる(帰る)” といって入れて置く人が多いようです。