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シオン(紫苑)
(2010-10-14)


シオン

菊科に「シオン属」という属があって、この属の代表の花です。薬用植物として 中国あたりから、平安時代に入って来たものらしいです。

元々は栽培品種ですが長い歴史のあいだに野生化したものがかなりあるようです。

この属のキクはよく分枝して花数が多いのが特徴ですが、このシオンは特に花数が多く 1つの花は2〜3センチですが1本の枝に5個以上群がって咲くので大変華やかです。 “紫苑”という名前はこの花の特徴をよく捉えていると思います。

左下に、カマキリが花に来る虫を狙っているのが見えています。