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カラスビシャク(烏柄杓)
(2013-07-01)


カラスビシャク

サトイモ科の草で、同属の「浦島草」に形態が似ています。苞の中から上に突き出した付属体を 柄杓(ヒシャク)の柄に見立てています。

この草の塊茎を乾燥させたものは、「半夏(ハンゲ)」という 名前の生薬で、この草が生ずる7月初めを二十四節季では「半夏生(ハンゲが生ずる)」と云います。

この季節名を花名にしているのが、次の写真の「ハンゲショウ」という花で、3つがごっちゃになると 、ややこしい事になります。